TOYOTA SUPRAの歴史(前編)
新型のスープラが発表されて世間を賑わせていますね!
デザインにフォーカスした肯定的な意見、否定的な意見が横行している印象ですが、
早くもボディキットをCGで作成しているメーカーもあり、スポーツカー界隈を今後も賑わすこと間違いなしかと思います。
▼新型スープラ
では、なぜここまでスープラが注目されているのでしょうか。
その歴史を振り返っていきたいと思います!
初代A40/50型(1978-1981)
日本と海外で、名前が違った初代スープラ
当時のアメリカではXの連記が成人指定度合い(今でいう18禁)を意味するため北米をはじめとする諸外国では「スープラ」の名称でリリースされた。
セリカの上位クラスとして発表されたXXは、その後のソアラの源流となり、
またフロントグリルのToyotaの"T"を彷彿させる造形デザインは往年の名車TOYOTA2000GTを彷彿させる。
2代目A60型(1981-1986年)
ナビコン、電動サンルーフなど最新技術が凝縮
81年になりリトラクタブルヘッドライトが採用されました。
名称は引き続きセリカXXの名称を引き継いでいる。
初代は比較的ラグジュアリーな仕様であったが、2代目は打って変わって少しスパルタンな印象を受ける。ラグジュアリーさはソアラが引き継ぎ、優れた空力特性で200km/hオーバーを記録した。
また今でいうナビの原型とも言えるクルーズナビコンが初めてオプションで採用
▼クルーズナビコン(写真はR30のもの)
サンルーフは初代の手動式から電動式に変更され、スポーティでありながらもラグジュアリーさが残る仕上がりとなりました。
2代目は86年まで生産され、3代目からいよいよ「スープラ」という名称にシフトしていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
<引用元>
https://ja.wikipedia.org/wiki/トヨタ・セリカXX
https://ja.wikipedia.org/wiki/トヨタ・2000GT